【園運営に直結】令和8年度保育予算で拡充される補助金・支援制度まとめ

こんにちは。
前回のブログ「【2026年最新】令和8年度の保育予算案を解説|園運営に影響する3つの大きな変化」
ではこども家庭庁の令和8年度予算に関する概要をお伝えしました。
今回は保育園が利用できる補助金についてお伝えします。
まだ概要だけですが盛りだくさんですね。
保育ICT導入支援の強化
令和8年度の保育予算では、保育現場の業務負担軽減を目的として、ICT導入支援が強化されます。
新たに創設予定の制度として、**「保育ICT推進加算(仮称)」**があります。
保育現場では、書類業務や保護者対応など多くの業務があり、保育士の負担が大きいことが課題となっています。
ICT導入によって、以下のような改善が期待されています。
- 保育業務支援システムの導入
- 保護者連絡アプリの導入
- 登降園管理のデジタル化
これにより、保育士が子どもと向き合う時間を確保しやすくなることが期待されています。
保育の質向上への支援
保育の質の向上を目的として、ミドルリーダー育成事業も創設される予定です。
ミドルリーダーとは、園長や主任と一般保育士の中間に位置する人材で、保育の質向上を推進する役割を担います。
具体的には、
- 園内研修の企画
- 他園との交流研修
- 保育の質改善の取り組み
などを推進する役割が期待されています。
園内で人材育成の体制を整えることは、保育の質を高めるうえでも重要です。
安全対策設備の導入支援
子どもの安全を守るための設備導入についても、支援が拡充されます。
対象となる設備には、次のようなものがあります。
- 午睡センサー
- 見守りカメラ
- AI安全カメラ
- 性被害防止のための設備
また、虐待防止に関する専門人材の活用や研修への支援も予定されています。
安全対策は、保育施設に求められる重要な責任の一つです。設備導入を検討している施設にとっては、今回の支援制度は大きな後押しとなる可能性があります。
認可外保育施設への支援拡充
認可外保育施設を利用する家庭への支援も拡充されます。
制度創設以来初めて、利用料の給付上限額が引き上げられる予定です。
主な上限額は次の通りです。
- 0〜2歳児:45,700円
- 3〜5歳児:40,300円
これにより、認可外保育施設を利用する家庭の負担軽減が期待されています。
病児保育のICT化
病児保育施設では、予約システムのICT化を支援する制度も予定されています。
これは、他市町村の利用者でも予約できるシステムを導入する施設を支援するものです。
また、要件を満たす都道府県では、補助率が
1/2 → 2/3
へ引き上げられる予定です。
これにより、病児保育の利便性向上と広域利用の促進が期待されています。
まとめ
令和8年度の保育関係予算案では、
- ICT導入支援
- 保育の質向上
- 安全設備の導入支援
- 認可外保育施設の利用料支援
など、保育施設の運営に直接関係する支援制度が多く含まれています。
これらの制度をうまく活用することで、園運営の負担軽減や保育の質向上につなげることが可能です。
制度の詳細は今後順次公表されるため、最新情報を確認しながら、園の運営に活かしていくことが重要です。
またHPでも公開されましたらお伝えします。
保育施設の安全対策として「日本版DBS」への対応も重要です
近年、保育施設や教育施設では、子どもの安全を守るための体制整備がより強く求められています。
その中でも注目されている制度が、**日本版DBS(こども性暴力防止法)**です。
日本版DBSは、子どもと接する職員について性犯罪歴の有無を確認する仕組みを整備する制度です。
保育所、認定こども園、学習塾、スポーツクラブなど、子どもと関わる事業者にとって、今後重要なコンプライアンス対応の一つになると考えられています。
安全対策の一環として、制度の内容や対応方法を理解しておくことが大切です。
👉 日本版DBSとは?制度の概要と事業者が対応すべきポイント
https://moana-gyosei.jp/2025/12/26/japan-dbs-overview/
日本版DBSの対応に関するご相談
行政書士モアナ法務事務所では、日本版DBS制度への対応について、事業者向けのサポートを行っています。
主なサポート内容は以下の通りです。
- 日本版DBS認定申請のサポート
- 必要書類の作成・提出代行
- 制度対応のための社内体制整備の整理
- ガイドラインを踏まえた実務対応のアドバイス
制度の理解や申請手続きに不安がある場合は、お気軽にご相談ください。
▶ 日本版DBSサポートの詳細はこちら
https://moana-gyosei.jp/japan-dbs/
