GビズIDの変更方法|住所変更・代表者変更・法人化の手続きをわかりやすく解説【2026年最新】

各種許認可申請について行政書士がおつたえします

GビズIDは「取得して終わり」ではありません。

住所が変わった、代表者が交代した、法人化した——こうした変更があったのに登録情報を更新しないまま補助金を申請すると、
採択後の確定手続きが進まないといったトラブルにつながることがあります。

さらに、2026年7月からはアカウントに有効期限が導入されます。「登録したきり何もしていない」という方は、今のうちに情報を確認しておきましょう。

この記事では、GビズIDの住所変更・代表者変更・法人化時の手続きを場面ごとに整理してお伝えします。

パスワード再発行やSMS電話番号の変更、2026年7月から始まるアカウント有効期限の更新手続きについては、後編の記事で解説しています。
GビズIDの更新方法|パスワード再発行・有効期限・認証方法の変更手順


住所・法人名が変わった場合の手続き

マイページから変更できる項目

以下の情報は、GビズIDのマイページにログインし、「プロフィール変更」画面から直接編集できます。

  • 連絡先住所・連絡先郵便番号
  • 部署名
  • 連絡先電話番号

法人の場合、法人名や所在地は「法人情報更新」ボタンを押すことで、法人番号に紐づいた最新情報が国のデータベースから自動的に反映されます。

代表者の氏名・住所の変更(改姓・引っ越し等)

代表者本人の氏名や住所が変わった場合は、マイページの「プロフィール変更」だけでは対応できません。**「代表者情報変更申請」**が必要です。

手続き方法は2つあります。

① オンライン申請(おすすめ) マイナンバーカードとGビズIDアプリを使って、マイページからオンラインで申請できます。2024年以降、オンラインでの変更が可能になりました。

必要なもの:

  • マイナンバーカード(記載事項が最新であること)
  • GビズIDアプリ(最新版)がインストールされたスマートフォン

② 書類郵送申請 「代表者情報変更申請書」に記入・押印し、印鑑証明書(発行から3か月以内)を添えてGビズID運用センターに郵送します。審査後、2週間以内を目途に変更が完了します。

注意: マイナンバーカードの記載事項を変更しても、GビズIDには自動で連携されません。引っ越しや改姓でマイナンバーカードを更新したら、別途GビズID側でも変更手続きが必要です。

個人事業主から法人化した場合

個人事業主として取得したGビズIDは、法人化後そのまま使い続けることはできません。法人番号が変わるため、法人として新たにGビズIDプライムを取得し直す必要があります。

旧アカウント(個人事業主)の情報は引き継ぎできないため、法人化のタイミングで早めに手続きを進めましょう。


代表者が変わった場合の手続き

役員交代や事業承継などで法人の代表者が変わった場合、マイページ上で代表者名を書き換えることはできません。

GビズIDプライムは代表者個人の本人確認(実印・印鑑証明書、またはマイナンバーカード)に紐づいているため、新しい代表者が改めてGビズIDプライムを新規取得する必要があります。

手続きの流れ

ステップ1:新代表者がGビズIDプライムを新規作成する

通常の新規取得と同じ方法です。オンライン申請(マイナンバーカード利用)なら最短即日、書類郵送なら2週間程度で発行されます。代表者交代が決まったら、早めに着手しましょう。

ステップ2:アカウント情報を承継する

法人の場合、同一法人番号のアカウント情報(メンバーアカウント等)を新代表者のアカウントに引き継ぐことができます。GビズIDマイページの承継機能を使って手続きします。

また、jGrants(補助金申請システム)などの行政サービス側でも、必要に応じて担当者・権限の引き継ぎ設定を行ってください。

ステップ3:旧代表者のアカウントを廃止する

引き継ぎが完了したら、旧代表者のアカウントでマイページにログインし、退会手続きを行います。

注意: 旧代表者のアカウントを削除する前に、新代表者が同じメールアドレスを使うことはできません。また、旧代表者がすでに退職してログインできない場合は、GビズIDヘルプデスクに連絡して対応を確認してください。

「代表者以外の人が申請作業を行いたい」場合

代表者を変更する必要はありません。GビズIDメンバーアカウントを発行すれば、従業員が申請作業を行えます。

また、行政書士などの外部専門家に依頼する場合は、IDやパスワードの共有はNGです(利用規約違反)。jGrantsの委任機能を使った代理申請が正しい方法です。

GビズIDの委任機能については、2026年3月に機能が拡充されており、マイページから委任申請をオンラインで行えます。


まとめ:変更があったら早めに手続きを

GビズIDの登録情報を放置していると、補助金申請がスムーズに進まなくなるリスクがあります。以下のタイミングでは、必ず登録情報を確認・更新しましょう。

  • 事務所や本店を移転したとき
  • 代表者が変わったとき
  • 個人事業主から法人化したとき

パスワードの再発行、電話番号の変更、2026年7月から始まるアカウント有効期限の更新については、こちらの記事で解説しています。 → GビズIDの更新方法|パスワード再発行・有効期限・認証方法の変更手順

GビズIDの基本的な仕組みや取得方法については、こちらの記事をご覧ください。 → GビズID(G-Biz ID)とは?小規模事業者持続化補助金の申請に必須のデジタルID


補助金申請をご検討の方へ

行政書士モアナ法務事務所では、GビズIDの取得サポートから補助金申請の代理申請(jGrantsの委任機能を利用)まで、一貫してお手伝いしています。


※この記事の情報は2026年4月時点のものです。gビズIDの仕様は変更される場合がありますので、最新情報はgビズID公式サイトでご確認ください。